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視覚障がい者の雇用について

最終更新: 5月19日

障がい者雇用コンサルタントとしていろんな企業さんの人事の方とお話します。その中で視覚障がいの雇用に関して


「何もできる仕事がない」

と言い切る方がとても多いです。

どうしても世間では、障がい者=可哀そう、助けていかねばいけない人という認識が生まれており、あまり強みについて着目する方はおりません。


目が見えないが故、音やにおいなど4感に長けている方も多く、特に言葉に依存して生きている視覚障がいの方の「言語化」は見える私たちが取り入れるべきスキルです。にも拘わらず、見える人の原理で「難しい」と思い込んでしまうことがすこし悲しいです。


ですので、誰かが「これ」という強みを定義していかなければいけない。

定義なくして広がることはない。


全盲の娘を見て、これはもう絶対に言語、コミュニケーションだと思いました。


でも、その視点でみたときに今の社会では視覚障がい者の言語の強みを発揮する職域がないことに気づきました。


もちろん、昔ながらの按摩針灸は触覚の強みを発揮できる分野として確立していますが、

その職業以外に、視覚障がい者の強みを発揮して働ける仕事思いつきますでしょうか・・・?


個別の事例ならいくらでもあると思いますが、個別事例なので広がりません。

「あの人は特別な人だから私とは違う人なんです」


となってしまう。

ですので、強みを発揮というよりも、現在は職業訓練などでパソコンスキルを身に着けて目がみえなくても働けるようにするという「強みの発揮」ではなく「苦手の克服」にフォーカスをおかれているような気がします。

これって例えますと、裁縫ができない私が(裁縫苦手なんです)一生懸命努力をして裁縫ができるようになった!人より時間はかかるけどできるようになった


という状況と同じではないでしょうか?


これは強みの発揮になるのでしょうか・・?


できないことができるようにさせることはもちろん大切!!!ですが、それよりも持っている強みを発揮するほうが本人も、社会にとっても大変貴重です。

加えて、今ものすごい勢いで社会情勢が変わっているので、必要とされるスキルも変化しております。以前のやり方が通用しない時代。そんな時代だからこそ本質的に、何が最後に残るか?と問うとやっぱり私は人とのコミュニケーションだと思っています。

すごく貴重な価値を持っている視覚障がいの方々、雇用するとどんなメリットがあるのか次回に書いていきたいと思います。

それではまた 

#障がい者雇用 #視覚障がい #ダイバーシティ 



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